潜水士
海洋プロジェクトを支える、幅広く活躍する高度な専門職の国家資格
潜水によって行われる水中での継続的な仕事や作業全般は危険度が高く、一定の知識、技能を持ったものしか業務に従事することができないとされています。そのために必要とされる知識を問う資格が潜水士です。あくまで知識ですので実技はありません。
法令では潜水の業務の分野などは一切特定されておらず、水中土木工事などだけでなく、レジャーや水産分野であっても、水中呼吸器を使用する業務はすべて潜水業務として法令の適用を受けます。

潜水士のお仕事

潜水士はさまざまな水中での作業を行います。
- 災害や事故の救助
- 環境や資源の調査
- 沈没船の引き揚げ
- 魚介類の採取
- 水中撮影
- 岸壁や防波堤の基礎工事など
活躍の場
- 海上保安庁、警察、消防などの官庁
- 企業では、沈没船の引き揚げ作業や海難船舶の救助作業などを行うサルベージ会社
- 海洋・港湾などの建設会社
- ダイビングスクールのインストラクター
- 漁業関係
- 放送局・出版社等のマスコミからの水中撮影の依頼
試験概要と受験資格
- 受験資格
- 受験資格は不要です。ただし、本人確認証明書の添付が必要です。
- 試験概要
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- 試験科目と出題数
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試験科目と出題数(配点)
潜水業務 10問(30点) 送気、潜降及び浮上 10問(25点) 高気圧障害 10問(25点) 関係法令 10問(25点) - 試験時間
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午前10:00~12:00 午後13:30~15:30
午前、午後合計4時間
※出張試験の場合は、会場ごとに変わります。 - 合格基準
- 科目ごとの得点が40%以上で、かつ、合計点が60%以上
- 試験問合せ先
- 公益財団法人 安全衛生技術試験協会
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財団法人 安全衛生技術試験協会
〒101-0065
東京都千代田区西神田3-8-1千代田ファーストビル東館9階
TEL: 03-5275-1088 -
北海道安全衛生技術センター
〒061-1407
北海道恵庭市黄金北3-13
0123-34-1171 -
東北安全衛生技術センター
〒989-2427
宮城県岩沼市里の杜1-1-15
0223-23-3181 -
関東安全衛生技術センター
〒290-0011
千葉県市原市能満2089
0436-75-1141 -
中部安全衛生技術センター
〒477-0032
愛知県東海市加木屋町丑寅海戸51-5
0562-33-1161 -
近畿安全衛生技術センター
〒675-0007
兵庫県加古川市神野町西之山字迎野
079-438-8481 -
中国四国安全衛生技術センター
〒721-0955
広島県福山市新涯町2-29-36
084-954-4661 -
九州安全衛生技術センター
〒839-0809
福岡県久留米市東合川5-9-3
0942-43-3381
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